
みくらばな
南秋田郡八郎潟町真坂 三倉鼻公園
最終更新:2024/12/30

- 初来訪:享和元年(1801)11月
- 年齢:48歳
- 書名:雪の道奥雪の出羽路
- 形式:日記、図絵
- 詠歌:たびころも身に寒風の山ちかく みゆるなぎさの氷る水海
【11月12日】
天瀬川という村に、濁った小川が流れていた。
御鞍岬(三倉鼻)の坂の途中で休む。峰に7寸ばかりの地蔵菩薩が立っていた。
八郎潟の湖水が広がり、男鹿の赤神岳や寒風山が遠くに見えた。
この山陰に夫殿の権現が祀られている。脚摩乳の神を祀った清水があった。《雪の道奥雪の出羽路》
説明文あたたたたたたた
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享和元年(1801)11月12日《雪の道奥雪の出羽路》
たびころも身に寒風の山ちかく みゆるなぎさの氷る水海
平成二十四年三月 三種町教育委員会
山頂に建立。
あ
この洞窟(岩屋)は、昔、海岸だった頃の波の浸食作用によってつくられた洞穴と言われている。
縄文時代の住居にも利用された跡があり、
洞中には八竜権現と夫殿権現と足名槌神を祀る二小祠(ほこら)がある。
昔、この洞窟に、二人の美しい少女と父修験者(おとど様)が住んでおり、
この姉妹が一人の若者に夫々求婚したがとどけられず、死にまつわる哀れな恋物語が 今に語り伝えられ、
姉は米盛り、妹は糖盛り、父は地蔵盛りに葬られ、 この三人の霊が合祀されている。

この洞窟は、昔、海岸だった頃の波の浸食作用によってつくられた洞穴と言われている。&"縄文時代の住居にも利用された跡があり、洞中には八竜権現と夫殿権現と足名槌神を祀る二小祠(ほこら)がある。
昔、この洞窟に、二人の美しい少女と父修験者(おとど様)が住んでおり、この姉妹が一人の若者に夫々求婚したがとどけられず、死にまつわる哀れな恋物語が今に語り伝えられ、姉は米盛り、妹は糖盛り、父は地蔵盛りに葬られ、この三人の霊が合祀されている。
平成二年三月二十七日 八郎潟町教育委員会

- 駐車場:なし
- 案内板:なし
- 備考:車は手前の三倉鼻児童館駐車場をご利用ください。
- 姥御前神社
- 消えた筑紫森
◆参考文献
- 菅江真澄全集
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 各種説明板
取材日:2017/06/06
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