寒風山

寒風山

かんぷうざん

男鹿市脇本富永字寒風山

 

最終更新:2025/05/29


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  • 来訪:文化元年(1804)8月
  • 年齢:51歳
  • 書名:男鹿の秋風
  • 形式:日記、図絵
【8月21日】

 

 昔は妻恋山・また羽吹雪山(はぶかぜやま)とも呼ばれた。

よじ登ってみると、八尺あまりの九層の古い石塔がある。

 この寒風山の麓は、湖と海にとりまかれていて、ちょうど近江国(滋賀県)の伊吹山のようで、三千世界も一望のうちに尽きるかと思われ、すばらしい眺望であった。

《菅江真澄著・男鹿の秋風》


菅江真澄の道 寒風山

 

 文化元年(1804)8月21日、雄潟の渡しで天王から船越を経て寒風山に登る。


 昔、この寒風山の名を妻恋山・また羽吹雪山(はぶかぜやま)ともいったということである。ようやく、よじ登ってみると、八尺あまりの九層の石塔がある。どのくらい年数を経たものであろうか、そこに苔など生いひろがっている。この塔のそばに倒れている近世の石碑に、梵字がかすかに見られた。


 右手の谷に岩山があり、そのあたりの落窪になっているところを『旧珠の池』といい、大蛇が通ったという大岩がある。この寒風山の麓は、湖と海にとりまかれていて、ちょうど近江国(滋賀県)の伊吹山に登り、左方に毛無山、右方に貝津、山本山など見わたしたようで、三千世界も一望のうちに尽きるかと思われ、すばらしい眺望であった。





記録

 寒風山で真澄翁が来訪した場所は複数あるが、年月日もバラバラなのでここでは個別にデータを記載します。


見どころ

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【寒風山 山頂】
【題】

 

説明文
あたたたたたたた

《あ》


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アクセス
駐車場 案内板 トイレ

【周辺・関連施設】

寒風山回転展望台
男鹿市脇本富永寒風山62-1
寒風山回転展望台
  • 営業時間 8:30~7:00
  • 期間無休(冬期間休業)
  • 料金 大人550円、学生270円
展望レストラン、ジオパーク・菅江真澄・丸木舟の常設展

 


関連アーカイブ

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◆参考文献


取材日:2016/06/07