ひえきがみ
大館市雪沢~小雪沢~大明神
最終更新:2026/06/09
赤きガーディアン
「人形道祖神」という言葉は民俗学舎の神野善治先生の著書から引用した造語であるが、これに類推される各地域の藁人形には実に様々な名前が付けられている。
江戸時代後期に秋田を旅した紀行家・菅江真澄は、見聞した人形道祖神を指して
「避疫神(ヒエキガミ)」
「草人形(クサヒトガタ)」
などと呼称し紹介している。
その役割と特徴から言い得て妙なネーミングだあるが、実際に現地で呼ばれる名前は様々とあり実にユニークだ。
これから記事に綴る大館市雪沢地区に伝わる避疫神は「ドンジン様」と呼ばれ親しまれている。
菅江真澄もこの存在には大変興味深かったようで日記の中にドンジン様を絵に描いている。
- 来訪:文化4年(1807)5月
- 年齢:54歳
- 書名:おがらの滝
- 形式:日記、図絵
- 来訪:文化4年(1807)5月
- 年齢:54歳
- 書名:おがらの滝
- 形式:日記、図絵
Cpt.1 雪沢
かつては村の入り口に関所が設けられていたという。
この防火ポスター、せっかく良い出来栄えのイラストなのでちゃんと遮光対策してほしい。
- 形態:木人形
- 個体数:各集落ごとに男女一対
- 体長:1m弱
- 材質:木
- 武器:木刀の大小
- 別作り替え:春秋(現在は不明)
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文化四年(一八〇七)五月二十七日 避疫神の風俗を記録《おがらの滝》
その文に、大木をもて人の形二つならび作りて 丹塗 つるぎ持たせていさみをのごとし
平成四年 北秋田郡青年会
倒壊、放置。
この状態に晒されて久しいと思われる。
小雪沢というところの関屋(関所)を越えると、道の傍らに大木を削って作られた人形が二つあり、それに剣を持たせて武人になぞらえたものが立っていた。これを小屋に入れて常民の疫病を避けるおまじないとしており、春秋と作り変えたりあるいは赤色の塗り替えなどをするという。 大明神に入ると、大きなタテイモの姿をした岩が2つ3つ並んで茂みの中に立っていた。人に尋ねると、これは虚空蔵菩薩であるという。仏も神として崇めるこの国の習俗もおもしろい。
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Cpt.2 大明神
Cpt.3 二ツ屋
INFORMATION
| 駐車場 | 案内板 | トイレ |
| × | × | × |
| 駐車場 | × |
| 案内板 | × |
| トイレ | × |
◆参考文献
- 菅江真澄遊覧記第4巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄・紀行/菅江真澄資料センター
取材日:2017/11/08、2025/11/28
























































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