カテゴリ:人形道祖神



藤巻の厄神立て
横手市大雄 ヤクジョサン、ヤクヨケサン、カシマサマとも呼ばれる。 田植えが落ち着く6月初旬の夕方、太鼓が打ち鳴らされる中、若者が交代で100kg近い人形を背負って八意思兼神社から集落内を練り歩き、その後村境であるこの地に悪疫退散を祈願して立てられる。
鶴形の鍾馗様
能代市鶴形 顔面の素材が幹の一部をそのまま使用しているので木の枝がツノのようにも見える。全6体。

大森の不動瀧
横手市大森八沢木 保呂羽山参詣の人々の休息地として知られた。桟橋を越えた境内に雨乞祈願の鏡石がある。 ≪雪の出羽路≫ 近くに人形道祖神が立つ。
避疫神
大館市雪沢 「道祖神」と言って、昔は集落の入口と出口に厄災や病魔の浸入を防ぐ人形を置いた。 菅江真澄は避疫神と題して、2体の恐ろしい形相の道祖神を絵に残した。 ≪おがらの滝≫ 避疫神は今もこの地を守る。

畑中の仁王様
仙北市西木町桧木内 つづら折りの小山の頂上に村を見渡すように文字通り仁王立ちする。 大正12年に制作した初代仁王面は稲荷神社に保存され、現在は平成8年製作の面をあてがっている。
本堂城
美郷町本堂城回 戦国期に現在の大仙市・美郷町北部一帯を治めていた本堂氏の城跡。 観応年間(1350~1352)にこの地方に進出し,天文4年(1535)に山城の元本堂城(美郷町浪花)から平城の本堂城に 移り支配した。