赤滝・赤滝神社


あかたき・あかたきじんじゃ

雄勝郡東成瀬村椿川

 

最終更新:2025/05/31


国道342号線 夢仙人大橋を越えて
国道342号線 夢仙人大橋を越えて
MAP タテ
MAP ヨコ
  • 来訪:文化11年(1814)8月
  • 年齢:61歳
  • 書名:駒形日記
  • 形式:日記

真澄図絵
入口
入口

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菅江真澄画『《勝地臨毫出羽國雄勝郡》赤瀧』より
菅江真澄画『《勝地臨毫出羽國雄勝郡》赤瀧』より
【赤瀧明神】

 

 朴ノ木台に流れる赤瀧川の高岸なるところに赤滝明神があり、稻荷ノ御神を奉っている。

 

《菅江真澄著・雪の出羽路 雄勝郡》

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これはいったい何じゃらほい

 


赤滝神社
赤滝神社跡地
赤滝神社跡地
◆赤滝神社(移転)由緒
  • 御利益:雨乞い信仰
  • 由緒:能恵姫伝説を伝う
【8月19日】

 

 《雪の出羽路 雄勝郡》の取材のために駒ケ岳からを歩く。

 

 道を西方にしばらく行って坂を下ると、赤滝という茶褐色の滝が落ちていた。

赤滝明神が祀ってある。水上は赤川であろう。この滝の明神の前の梢に絵馬が一枚かけてあり、「根子村某」と記してあった。

《菅江真澄著・駒形日記

 赤川の川岸に建立する神社。

赤滝には雨乞い信仰があるという。

また湯沢市岩崎から繋がる能恵姫伝説の一端を担う滝でもある。

 

ダム建設のため、令和元年に移転された。



図絵検証 題
図絵検証 題
甲 乙 丙PHOTO

 

甲 乙 丙PHOTO

成瀬ダム

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【2018年撮影】
【2021年撮影】

 昭和58年から計画が開始され、平成9年(1997)より着工された。

もうすぐ完成予定、か。

展望台あり。


 順調にダム建設が進んでいますが、赤滝へはまだ見学できます(2025年現在)。

滝水は褐鉄鉱を含み酸化鉄で石や岩が赤褐色を帯びています。『赤滝』の名の由来です。

 

もう少しすればこの景勝地も見られなくなります。


アクセス
駐車場 案内板 トイレ
× ×

【周辺スポット】

成瀬ダム上流展望台
雄勝郡東成瀬村椿川
成瀬ダム上流展望台
ダム工事見学可能(要申込)。
冬期閉鎖。令和7年の開放予定は未定。

 


関連アーカイブ

でわwiki関連リンク

◆参考文献


取材日:2018/05/01

2021/11/02

【フォトガイド名瀑紀行 [ 佐藤俊正 ]】
【田口昌樹(著)/無明舎出版】