
とわだのうみ
鹿角郡小坂町十和田湖休平
最終更新:2024/12/25

- 来訪:文化4年(1807)8月
- 年齢:54歳
- 書名:十曲湖
- 形式:日記、図絵
- 詠歌:花紅葉てやは及はんちりやらて とはに色ある山の明くれ
五戸、七戸(青森県)からの道があり、入口には鳥居が数知れず建っている。
休屋といって、青龍権現の参詣者のための休憩所が三、四棟ばかり建っている。部屋も広々と作られており快適である。
《十曲湖》
◆十和田神社 由緒
- 山創建:大同2年(807)
- 御祭神:日本武尊
- 例祭日:旧暦5月14、15日
- 特殊神事:占場
- 通称:熊野権現、青龍権現
北東北地域に広く分布する水神進行である十和田信仰の象徴である。
田村麻呂創建との伝があるが、それとは別にとわは三湖伝説の一舞台でもあり、熊野三山で修行したこの地方出身南祖坊が、湖の主であった八郎太郎との争いに勝ち、新たな主となり社を創建したという伝説がある。
五
アコーディオン

あああ
●占場
ここから山中へ150m程入った頂きの平場から、鉄のはしごをつたって降りたところが占場であり、南祖坊入水の場とも伝えられている。吉凶を占う場として信仰を集めており、お金やお米を白紙にひねったものや、宮司が神前に供えて祈念をこらした「おより」を湖に投げ入れると、願いが叶うときには水底に引き込まれるように沈み、叶わないときには重いものでも浮いたまま波のにさらわれ沖へ流されるといわれている。

十和田神社は、北東北地域に広く分布する水神進行である十和田信仰の象徴である。十和田湖には、熊野三山で修行したこの地方出身南祖坊が、湖の主であった八郎太郎との争いに勝ち、新たな主となったという伝説がある。ここから山中へ150m程入った頂きの平場から、鉄のはしごをつたって降りたところが占場であり、南祖坊入水の場とも伝えられている。吉凶を占う場として信仰を集めており、お金やお米を白紙にひねったものや、宮司が神前に供えて祈念をこらした「おより」を湖に投げ入れると、願いが叶うときには水底に引き込まれるように沈み、叶わないときには重いものでも浮いたまま波のにさらわれ沖へ流されるといわれている。青森県文化観光推進課
●開運の小径
追記
追記
追記2
作画:ささきゑびす
- 駐車場:あり
- 案内板:あり
- トイレ:あり
- 備考:
- 三湖伝説
- 田沢湖
- 十和田青龍権現の碑
- 発荷峠
◆参考文献
- 菅江真澄大全集第四巻 日記Ⅳ/菅江真澄著 内田武志・宮本常一訳
- 菅江真澄遊覧記第5巻/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
- 各種説明板
取材日:2017/10/19
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