西馬音内盆踊り

西馬音内盆踊り

にしもないぼんおどり

雄勝郡羽後町西馬音内

 

最終更新:2024/12/09


  • 山域:
  • 標高:
  • 祭祀:
  • 宿泊:
  • 別名:
🎌祭り
  • 祭日:8月
  • 第1日曜日:藍と端縫いまつり
  • 16日〜18日:西馬音内盆踊り
  • 形態:風流
  • 会場:西馬音内本町 盆踊り会館周辺
見出し

 日本三大盆踊りの一つに数えられる。

正応年間(1288~1892)に源親上人という修行僧が、西馬音内御嶽神社で豊年を祈って住民に踊りを広めた。

後に没落した西馬音内城主・小野寺一族の盆供養のために城下の各地で踊りを行ってきた。

 その後、各地の盆踊りは宝泉寺境内でー合流し、旧盆の8月16日から20日までの5日間に本町通りに会場を移した。

(盆踊り会館より)

『亡者踊り』とも呼ばれる。

盆踊りの種類

●音頭

 静かで抑揚のある踊り。

振り付けは微妙に異なる1番と2番を交互に繰り返して踊る。

初心者向け。

 

●がんけ

 音頭に比べて踊りのテンポが速く難易度が高い。

2番の砂を擦りながら輪を描くように横に1回転する動きが特徴。

 

 お囃子は、寄せ太鼓、音頭、とり音頭、がんけの4種類がある。

盆踊り会館の近くに特設の櫓(やぐら)を設け、笛や三味線、大太鼓や鉦(かね)などの楽器で編成する。

衣装

●編笠

 前後の端が大きく反った半月型の笠を被る。笠の前後を朱色の布で留めて顔を覆い隠す。

端縫い・藍染の両方でも着用可。

 

●彦三頭

  目元に穴の開いた覆面を頭から被って鉢巻をして留める。

着物は藍染のみ着用。

端縫いと藍染

 『端縫い(接ぎ衣装)』の衣装は、絹の晴れ着をつなぎ合わせ、布の合わせ方が必ず左右対称となっている。

十二単から歴史を受け継いで、上の衣と下の衣を重ねて着たものを『襲(かさね)』という。

 

 藍染は昔は西馬音内にも染め屋が5、6軒ほどあったが、現在はないので染めは浅舞の工房が担当しているという。

 

女性的なイメージが強いが、男性も多く着用して盆踊りに参加している。


アクセス
  • 駐車場:あり(市役所等)
  • 案内板:あり
  • トイレ:あり

関連アーカイブ

 【秋田三大盆踊り】


でわwiki関連リンク
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◆参考文献・施設


取材日:2018/08/15

2020/08/15

2011/02/12

【秋田県教育委員会 (編集) 】