曲げわっぱ


曲げわっぱ

【まげわっぱ】

【工芸】


 

マゲモノ

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 秋田を代表する伝統工芸品。

 

 弾力に富み、明るく優美な秋田杉の木目を生かした製品は現代感覚にも違和感がなく、近年はデザイン的にも優れた製品が開発されて、その優秀さは海外に知られている。

 

昭和55年(1980)、国の伝統工芸品に指定された。

 

秋田杉の弾力を活かし木を曲げて器物を製作する技術は平安時代初期の埋没家屋(男鹿市 飯ノ森)や秋田城跡(秋田市)などの遺構からから、曲げわっぱと同じ作りの容器とひしゃくが発見されている。

このことは古来から曲げわっぱ細工が生活什器として使われていたことを物語っている。

 

 

杉元佐一も愛用
杉元佐一も愛用

 

 産業としては17世紀後半に大館城代・佐竹西家が藩士の窮乏救済措置として奨励したのが始まりで、当時は弁当箱、紛おろし、セイロが主製品で流通した。

 

 大館城代・佐竹西家が、藩士たちの窮乏生活の救済のため、領内の豊富な秋田杉を利用した曲物の木工業を奨励したのが始まりで、下級武士の副業として発展した。

 

当時の製品は弁当箱、コロシ(紛おろし)、セイロ(蒸し器)が主で、米代川を利用して日本海沿岸の町々 に運ばれ陸路は南部(岩手県)・津軽(青森県)まで販路を広げていた。

 



 

INFORMATION

【曲げわっぱ展示施設】

大館郷土博物館 (秋田三鶏記念館)
大館市釈迦内獅子ケ森1
大館郷土博物館(秋田三鶏記念館)
  • 開閉時間 9:00~16:30
  • 休館日 毎週月曜日
  • 入館料
民俗・遺跡資料展示、秋田三鶏飼育、小林多喜二文学碑

 



道の駅ひない

大館市比内町扇田新大堤下93-11


  • 営業時間 9:00~17:00
  • プルミエ比内・れすとらん比内どり、とっと館etc

比内鶏づくし

 

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◆参考書籍


最終更新:2025/08/26