
くまのさんみつごんじ
南秋田郡井川町今戸寺ノ内
最終更新:2025/06/02




- 来訪:文化6年(1809)7月
- 年齢:56歳
- 書名:ひなの遊び
- 形式:日記、図絵
【7月1日】
今戸という湖の岸辺の村についた。
熊野山密厳寺実相院という寺に、行基菩薩がつくられたという煤けた阿弥陀仏をお堂にまつって秘法を行なっている。この寺の後方から前の小橋のたもとまで、梵字が刻まれた8つの石の卒塔婆がたっていた。
大槻があるので年を経た古寺と知られた。
《菅江真澄著・ひなの遊び》
-
アクセス
「今戸という湖の岸辺の村についた。
熊野山密厳寺実相院という寺に、行基菩薩がつくられたという煤けた阿弥陀仏をお堂にまつって秘法を行なっている。
この寺の後方から前の小橋のたもとまで、8つの石の卒塔婆がたっていた。みな康永(1342〜1345)、暦応(1338〜1342)の年号を記し、いずれも焚字が刻まれている。
大槻があるので年を経た古寺と知られた。」
板碑群
上述の真澄翁の記録の通り、康永年間(1342~1345)の板碑が境内に点在している。
いずれも潟上市文化財指定。
アコーディオン
菅江真澄の道

あああ
アクセス
駐車場 | 案内板 | トイレ |
〇 | 〇 | × |
関連アーカイブ
- 今戸の碑
- 小池板碑群
でわwiki関連リンク
- あ
◆参考文献
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 秋田叢書別集第3巻
- 真澄紀行/菅江真澄資料センター
- 各種標柱
取材日:2019/11/10
コメントをお書きください