![オシラサマ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sae55245365a0eef9/image/i98cb32a8412d049f/version/1712969149/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%9E.png)
【おしらさま】
【信仰】
![引用:国立国会図書館 日本常民文化研究所彙報 第56(おしらさま図録)](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sae55245365a0eef9/image/ib0cc0380287d888e/version/1671608128/image.jpg)
東北に多い養蚕信仰で、その御神体は雌雄一対に人、鶏、馬の形に彫った頭部に布をかぶせ衣を重ね着させて祀る。
地方によって『オコナイ様(山形)』『オシンメ様(福島)』『カバカワ様(岩手)』とも呼ばれる。
棒芯を差した人形を幼子の枕元に置いて病や凶事を移しかえる形代とされた。男児は天兒(あまがつ)、女子は這子(ほうこ)と呼ぶ。雛人形や五月人形のルーツとも言える。
オシラ神を祀る家では正月にイタコを招き当年の吉凶を占って貰う。これを『ほろぐ』または『おしら遊』『オセンタク』と呼んだ。
菅江真澄が描いたオシラサマ
寛政8年(1796)、陸奥・津軽(青森県)の早瀬野を過ぎたあたりでオシラサマの人形をスケッチした。
《栖家の山》
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◆参考文献・資料
- 菅江真澄全集
- 日本の神様読み解き事典/川口謙二 著
- 国立国会図書館デジタルコレクション
- YouTube 遠野わらすっこチャンネル
最終更新:2024/06/22
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