オイダラ箕


【おいだらみ】

【道具】


 『箕』は穀物などを入れて風で飛ばしながら選別したり上などを運搬したり、農耕には欠かせない道具。 


 秋田市太平で作られる箕は『オイダラ(オエダラ)箕』と呼ばれ、県内だけでなく、北海道や青森県、山形県などに広く流通していた。

 この地域では農作業の合間に箕作りがおこなわれますが、女性、あるいは地元を離れた人間は男性でも作ってはいけないなど、さまざまな禁忌があったと伝わる。


 現在では秋田市太平黒沢地区と仙北市角館町雲然地区のみで箕作りが行われている。


●アクドアテ

 防寒のために足のかかとの部分を覆うもの。

刺し子をして布を補強していると同時に、装飾性の高い作りになっている。


●ナガテヌゲ

 農作業の際にかぶる被り物。未婚者と既婚者で模様が異なる



◆参考文献

・菅江真澄全集

・菅江真澄遊覧記第 巻

/菅江真澄 内田武志・宮本常一翻訳

国立国会図書館デジタルコレクション

・秋田叢書 巻

・真澄紀行/菅江真澄資料センター
・各種説明板


最終更新:2024/3/26