![イザベラ・バード](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sae55245365a0eef9/image/iea4fc7a0dceae00a/version/1713063057/%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%99%E3%83%A9-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89.png)
【Isabera Lucy Bird】
【人物】
- レディ・トラベラー
- 出身地:イギリス ヨークシャー
- 生没年:天保2年(1831)~明治37年(1904)
牧師の家系に生まれるが、レディ・トラベラーとして世界中を紀行する。
明治11年(1878)、日本に渡航し同行者の通訳・伊藤鶴吉と共に、横浜から北海道まで旅した。
妹の名はヘンリエッタ。
享年72。
秋田の旅
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=909x10000:format=jpg/path/sae55245365a0eef9/image/ie9dcad9284f22f84/version/1713063198/image.jpg)
長崎や京都のような、これまでの訪日外国人の華やかな旅行記とは違い田舎の土着の光景は驚きに満ちた旅だったろう。
秋田への滞在は明治11年(1878)7月中旬から約2週間ほど。
羽州街道に準えて旅を行ったが、バード独自の見地から雄物川を川下りしてショートカットするなど、独自の旅路を拓いた。
紀行文のみならず絵も達者で、緻密なスケッチも多数描いている。
その後
東京から北海道まで約3ヶ月の旅を終え、関西も巡遊。2年後に『日本奥地紀行(原題:Unbeaten❬未踏❭)』が出版され大ヒットとなる。
帰国後も欧米やモロッコ、朝鮮など旅に明け暮れ、英ヴィクトリア女王に謁見、英国地理学会の門扉を叩いた。
旅に彩られた人生だった。
関連アーカイブ
でわwiki関連リンク
- 日本奥地紀行
- 羽州街道
◆参考文献
- 日本奥地紀行/イザベラ・バード/高梨健吉 訳
- 完訳 日本奥地紀行/イザベラ・バード/金坂清則 訳注
- 新にっぽん奥地紀行/芦原伸 著
最終更新:2024/07/20
コメントをお書きください