【ひきこ】
【職業】
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川船が急流や浅瀬などにさしかかって危険な場合や、逆風のため帆や竿では進めなくなった時、船から川岸にあがって綱で船を曳く労働者の事。
曳夫(ひきふ)とも呼ばれ、船を曳くほか、船着き場では荷物の積み込み、荷下ろしなど舟運のサポートもやったという。
雄物川では神宮寺河港から大曲河港にかけて特に流れが複雑で風の影響を受けやすかった。川をさかのぼってきた帆船の多くが失速するため、 曳子にたよることが多く、この間の両岸には、曳子が船を曳く時に通る船曳き道、船衆小路、船道などと呼ばれる幅 1mほどの狭い道が続いていたという。
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◆参考文献
・湯沢叢書9 雄物川風土記
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最終更新:2023/4/5
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